霞初月 2025
巳年の鑑賞初めは大船フラワーセンターからです。
いつ訪れても何かしらの花が咲いているだろうという安心感、とても有難いです。
ウキウキと冬の桜を見に行ったのですが、子福桜が例年よりはたくさん咲いていたように思います。
いつもなら1・2輪がポツリと咲いている感じなのですが、タイミングが良かったようです。
この時期は、干支に関連のある植物と縁起の良いとされる植物の展示があるので、グリーンハウスに足を向けました。
巳年に関連のある植物のなかで、花が綺麗だった蛇の目エリカ。
どのあたりに蛇の要素が?と思ったのですが、どうやら黒い葯(雄蕊の一部だそうです)が蛇の目のように見えることから、名付けられた説があるそうです。
縁起植物からは、金の生る木「花月」です。
どうやら、5円玉の穴を通して芽を成長させて、あたかもお金が生っているように見せたのが流行ったことからのようです。
少し画像検索してみましたが、縁起が良い!っていうよりは、シュールだな…と思ってしまいました。
しかし!花はとても美しいのです。春めいたピンクが小さく咲いている様子が実に目に楽しい。
なお、木といっていますが、多肉植物だそうです。
出かけた時には節句はとっくに過ぎてはいたのですが、春の七草も展示されていました。
名札があまりにも達筆なので、「ごぎょう」と「せり」くらいしか読めませんでした。
あと、大根(すずしろ)蕪(すずな)の様子は、納めようとしている努力が垣間見えてしまって堪えようとしても頬が緩みます。
ニヨニヨしつつ散策を続けますと、高~い位置に咲いている花・ドンベア・ティリアケアを首が痛くなるほど見上げてみたり、カエンカズラのまだ咲いていないながらも面白い風情を堪能したりできました。
来月の梅が見れるかな、と計画を練りつつ、今年もマイペースに植物鑑賞に行ければと思います。